日本人口学会:会員の皆様へ

会員のみなさまにおかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、本年6月、関西大学で開催されました第61回大会における会員総会でも申し上げましたが、本学会の財政状況は現在非常に厳しい状況にございます。加えて昨今の経済環境等々から特別会員・法人会員の脱退や納入会費の大幅な減額などがあり、今年度におきましても経常支出に見合う収入を得られない見通しとなっております。

理事会ではこうした財政上の窮乏を受け、一層の支出削減や効率化の推進、新規会員の開拓その他の方策を引き続き取り組むこととしております。その一環として、来年度以降、機関誌『人口学研究』の発行回数を年1回にすることなどを決定いたしました。会員の皆様には大変なご迷惑をおかけすることとなりますが、掲載論文数をできるかぎり減らさないように進めるなど、可能な限りの努力を行ってまいります。寄付のお願いなど、新たな収入源開拓にも取り組んでいるところでありますが、来年度の運転資金を確保するためにもこうした取り組みを行う必要があるとの見解に至りました。

日本人口学会をまだ見ぬ将来の学会員に引き継ぐためにも、是非ご理解賜れれば幸いです。また、会員各位におかれましても、学会の窮状を是非ご理解の上、新会員の増強など何らかの力添えをいただければ幸いです。



平成21年10月31日
日本人口学会理事会一同


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First drafted November 10, 2009
Last revised November 10, 2009